失敗しない！健康的な野菜の選び方と気をつけたい3つのポイント

その中でも、野菜の選び方についての質問はよくあります。

私自身も野菜にはこだわっていますが、実は、『有機＝絶対安全』とは限りません。

野菜の品質は、栽培方法や生産者の考え方によって大きく異なります。

だからこそ、信頼できる農家さんや販売店を見つけることが大切です。

本記事では、失敗しない野菜選びのコツや、野菜を購入するときに気をつけたいポイントをわかりやすく解説します。

また、近くのスーパーで満足できる野菜が手に入らない方のために、おすすめの宅配食材サービスもご紹介します。

野菜選びにこだわりたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

有機栽培（オーガニック）とは？

有機栽培とは、農薬や化学肥料を使わず、自然に配慮した栽培方法です。

日本では、農林水産省が定めた基準を満たした野菜に、有機JASマークがつけられています。

また、有機JASマークは一度取れば終わりではなく、毎年の検査が必要です。

この厳しい基準をクリアしているからこそ、有機野菜は安心なのです。

失敗しない！野菜の選び方

実は、有機やオーガニック野菜を選べば良いというわけではありません。

以下のポイントを押さえて、野菜を選びましょう。

旬の野菜を選ぶ

旬の野菜は、その季節に必要な栄養素を豊富に含んでいます。

たとえば、夏に多く食べられるトマトには、抗酸化作用のあるビタミンAやCが含まれ、紫外線でダメージを受けた体を守ってくれます。

また、きゅうりは水分やカリウムが豊富で、暑さで火照った体を冷やしてくれます。

このように、季節に合った野菜は、その時期に私たちの体が必要とする栄養素をしっかりと補ってくれるのです。

季節ごとの代表的な野菜は以下の通りです。

季節	野菜
春	キャベツ、じゃがいも、たまねぎ、そら豆
夏	トマト、きゅうり、なす、ピーマン、オクラ
秋	さといも、ごぼう、さつまいも、かぶ、にんじん
冬	ほうれん草、大根、白菜、ブロッコリー

自然の状態に近い野菜を選ぶ

できるだけ自然に近い状態の野菜を選びましょう。

具体的には、以下のポイントを意識してください。

カット野菜や加工された野菜は便利ですが、薬品で洗浄されている可能性があります。

葉や皮、ひげ根、泥がついている野菜は、より自然のままの栄養と風味を楽しめます。

カット野菜については、以下の記事で解説していますので、あわせて参考にしてください。

→カット野菜は体に悪い？知らないと損する3つの理由と対策

生産者のこだわりから選ぶ

野菜選びにこだわるなら、生産者の考え方もチェックしましょう。

たとえば、栽培方法へのこだわりや、固定種の野菜を使っているかどうかがポイントです。

スーパーでは生産者の詳細を知るのが難しいため、インターネットやSNSで情報を調べてみましょう。

気に入った農家が見つかったら、購入して応援するのも現代ならではの素敵な買い方です。

野菜を選ぶときに気をつけたい3つのポイント

野菜を選ぶときには以下のポイントに気をつけてください。

見た目に惑わされない

見た目が良い野菜が美味しいとは限りません。

たとえば、ピーマンは濃い緑色の方が美味しそうに見えますが、自然に育った野菜は色が濃すぎないことが多いです。

また、大きな野菜も必ずしも良いわけではなく、肥料を与えすぎた『メタボ野菜』の可能性があります。

窒素は野菜の成長に必要な栄養素ですが、肥料を与えすぎると、野菜が成長に使い切れずに『硝酸態窒素』という形で体内に溜め込んでしまうのです。

見た目が立派でも、エグみや苦みがでてしまいます。

有機栽培だからといって完全無農薬とは限らない

有機栽培だからといって、完全に無農薬とは限りません。

実際には、約30種類の天然由来の農薬が、条件付きで使用を認められています。

参考：食の選び方大全

しかし、多くの農家は農薬を使わずに栽培するため、さまざまな工夫をしています。

こうした工夫により、自然に近い方法で健康な野菜を育てています。

有機栽培だからといって完全無農薬ではないことを理解しつつ、信頼できる生産者の工夫や取り組みを確認することが大切です。

有機肥料の原料に要注意

有機栽培では、有機肥料を使用した栽培が認められています。

有機肥料には動物性と植物性がありますが、とくに動物性肥料には注意が必要です。

なぜなら、その動物が遺伝子組換えのエサを食べている可能性があるからです。

遺伝子組換えについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

→遺伝子組換え食品は体に悪い？メリット・デメリットをわかりやすく解説

新鮮な野菜にこだわりたい方は、こうした細かい点までしっかりチェックすることをおすすめします。

スーパーで手に入らないならビオ・マルシェがおすすめ

ビオ・マルシェは、有機野菜の品揃えNo.1を誇る宅配サービスです。

土壌から丁寧に整え、化学肥料や農薬に頼らない有機野菜を自宅に届けてくれます。

すべての野菜が有機認証を取得しているので安心です。

ただし、有機野菜は手間がかかるため、一般の野菜より価格が高くなることが多いです。

毎月の食費を抑えたい家庭や、野菜の消費量が多い家庭ではコストが気になるかもしれません。

せっかくなら、健康に良い美味しい野菜を選びたいですよね。

ビオ・マルシェでは現在、通常5,500円の年会費が無料になるキャンペーン中で、さらに3,000円分のクーポンももらえます（11月30日まで）。

気になる方は、ぜひこの機会に利用してみてくださいね。

まとめ：野菜は見た目だけじゃない！

野菜選びは、ただ見た目やオーガニックというラベルに頼るだけではなく、下記のポイントを押さえることが大切です。

もし、近くのスーパーで満足のいく有機野菜が手に入らない場合は、ビオ・マルシェのような宅配サービスを利用するのもひとつの方法です。

健康を第一に考え、美味しく栄養価の高い野菜を選びましょう。