肩こりは日本人だけ!?肩こりの現状とその原因について解説
「肩こりは日本人だけって聞いたけど本当なの?」
「なぜ日本人は肩がこるの?」
肩の重さや後頭部からの痛み、そして頭痛や目の疲れ。
これらは多くの日本人が日常的に経験する、まさに国民的な症状かもしれません。
この記事では、日本人の肩こりの現状とその原因について詳しく解説していきます。
【プロフィール】
・行橋のストレッチサロンREVERTストレッチトレーナー
・姿勢改善スクールAPI「姿勢改善スペシャリスト」
・ボディメイクコンテスト受賞多数
・大手パーソナルジム公式メディア「パーソナルジムの教科書」の監修者
・著書「自重筋トレ入門」「ダンベルトレーニング入門」
日本人の肩こりの現状
令和4年の国民生活基礎調査(厚生労働省)によれば、肩こりは女性の主な悩みの中で第2位にランクイン。
驚くことに、男性も同じく第2位で肩こりを感じると回答しています。
この調査から、男女問わず「腰痛」と「肩こり」が最も多くの人々の悩みとして挙げられていることが明らかになりました。
現代社会は情報化システムが進み、仕事でもプライベートでも、パソコンやスマートフォンを使わない日は考えられません。
その結果、「タイピスト病」と呼ばれていた症状が現れているのです。
タイピスト病とは
タイピスト病は、正式には「頸肩腕症候群」と呼ばれる疾患で、その名の通り、首、肩、腕に起きる痛みや不調を指します。
タイプライターを使用する際の繰り返しの動きや、長時間同じ姿勢を維持することが、この症状の主な原因です。
現代ではタイプライターの使用は減少していますが、パソコンやスマートフォンなどのデジタルデバイスの利用が増えたことで、同じような動きや姿勢が続く作業環境は変わらず、多くの人々が頸肩腕症候群に悩まされています。
他の国と日本の肩こりの違い
日本での肩こりは非常に一般的な症状として知られています。
この章では、他国と日本の肩こりの違いについて紹介します。
- 文化の違い
- 生活習慣の違い
- 気候の違い
文化の違い
日本の社会文化は、長時間のデスクワークや通勤、そして礼儀正しい姿勢を重視することが多いです。
これが、長時間の同じ姿勢の維持につながり、筋肉の緊張や疲労を引き起こすのかもしれません。
一方、他の国では、生活スタイルや職場環境、文化が異なるため、肩こりの原因や頻度も異なります。
生活習慣の違い
日本の家庭では、床に座ることが一般的であり、この姿勢は肩や背中の筋肉に緊張をもたらします。
一方、他の国では、椅子に座る文化が主流で、これが肩こりの発生頻度に違いをもたらします。
気候の違い
日本の四季の変わり目は、冷えを感じやすい時期が多く、筋肉の緊張や疲労を引き起こす原因です。
また、日本の衣服やファッションは、締め付けるものが多いため、筋肉の緊張を引き起こします。
他国の気候や服装の違いは、肩こりの発生頻度や原因に影響を与えるかもしれませんね。
生活習慣や環境を見直して肩こりを改善しよう
この記事では、日本人の肩こりの現状とその原因について解説してきました。
現代のデジタル社会では、パソコンやスマートフォンの使用が増えたことで、頸肩腕症候群に多くの人が悩まされています。
日常生活の中で少しの注意と工夫をすることで、肩こりを効果的に予防・改善できます。
今日から始めて、健やかな毎日を目指しましょう!
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