ストレッチ後の筋肉痛は好転反応!?症状から予防方法まで詳しく解説
ストレッチをしただけなのに、翌日に筋肉痛が…
ストレッチをした次の日がだるい…
こんな疑問を抱いた経験はありませんか?
実は、その痛みやだるさは、体が健康な状態へと変化しようとする好転反応かもしれません。
好転反応とは、体が回復しようとする過程で、一時的に体調が悪くなる状態です。
もちろん、すべての痛みが好転反応とは限りません。
そこでこの記事では、好転反応の原因や症状、出たときの対処法まで詳しく解説します。
ストレッチ後の倦怠感に疑問を抱く方は、ぜひ最後までご覧ください!
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【プロフィール】
・行橋のストレッチサロンREVERTストレッチトレーナー
・姿勢改善スクールAPI「姿勢改善スペシャリスト」
・ボディメイクコンテスト受賞多数
・大手パーソナルジム公式メディア「パーソナルジムの教科書」の監修者
・著書「自重筋トレ入門」「ダンベルトレーニング入門」
好転反応とは?
好転反応とは、マッサージや整体、ストレッチなどの施術を受けた後に、体が健康な状態へと回復する過程で現れる、一時的な不調のことです。
痛みや発熱、全身のだるさなどの症状が現れます。
揉み返しと好転反応の違い
揉み返しと好転反応は、どちらも施術を受けた後に現れる症状ですが、その原因は異なります。
揉み返しは、筋肉にダメージが加わった際に起こる、一時的な痛みや不調です。
- 揉み返しは、体に負担をかけ過ぎたために起こる一時的な不調。
- 好転反応は、体が回復しようとする過程で起こる一時的な不調。
施術時の力加減や手技が強すぎると、筋肉の繊維が損傷し、炎症が起こります。
揉み返しの主な症状は以下のとおりです。
- 痛み
- 晴れ
- 炎症
- 硬直感
好転反応が起こる原因
マッサージや整体、ストレッチなどの施術を受けると、筋肉の緊張が和らぎ、血行やリンパの流れが良くなります。
体の中に溜まっていた老廃物や疲労物質が、急速に血流に乗って体の外へと排出されるからです。
この過程で、一時的に頭痛やだるさ、疲れやすさ、吐き気などの症状が現れます。
よくある好転反応のパターン
好転反応の出るパターンは、主に以下の2つです。
- 1.体が大きく変化した場合
-
体の歪みやバランスを調整すると、整った体に適応する過程で、一時的な好転反応が生じます。
たとえば、長時間のデスクワークによる腰の痛みが改善された場合、これまで問題がなかった首や背中など、他の部位で痛みや違和感をおぼえます。
- 2.刺激が多かった場合
-
必要以上の強い刺激を受けてしまうと、体はストレスを感じて反応します。
このような反応は、施術のドーゼオーバーが原因です。
たとえその施術が体にとって良いものであったとしても、適切な量や強度を超えると、痛みやだるさ、倦怠感などの症状が現れます。
好転反応の種類とそれぞれの特徴
次に、好転反応の種類とそれぞれの特徴を見ていきましょう。
- 弛緩反応
- 過敏反応
- 排泄反応
- 回復反応
それぞれ、詳しく解説します。
弛緩反応の特徴
弛緩反応は、リラックスした時に現れる好転反応です。
施術を受けると筋肉のこりや緊張が緩和され、血流やリンパの流れがスムーズになります。
そのため、副交感神経が優位になり、だるさや眠気を感じるのです。
過敏反応の特徴
過敏反応とは、施術を受けた部分が過敏に反応することです。
施術を受けた部分の血流が改善されることで、一時的に痛みやかゆみ、頭痛などが起こります。
施術により首や肩のこりが改善されると、頭部への血流が急激に増加し、一時的な頭痛が発生します。
排泄反応の特徴
排泄反応は、体が老廃物や有害物質を排出するときに現れる好転反応です。
具体的には、尿や便の量、色、臭いが一時的に変わります。
また、皮膚を通して老廃物が排出されることもあり、一時的に湿疹や吹き出物が現れることもあります。
回復反応の特徴
施術後は、血流が改善され、一時的なだるさや軽度の発熱、吐き気などの症状が現れます。
これは、体が自らを回復しようとする際の一時的な症状であり、温泉などでの湯あたりに似た症状です。
好転反応はどのくらい続く?
多くの人が施術後1〜3日以内に好転反応を経験します。
ただし、症状が1週間近く続く場合は注意が必要です。
これは、単なる好転反応とは異なるなんらかの原因があるか、施術の効果が強すぎる可能性があります。
好転反応に効果的な対処法
好転反応は体の回復による一時的なものですが、不快な症状はさけたいもの。
そんな時には、以下の対処法を試してみてください。
- 体を少し動かす
- 湯船でリラックス
- 痛むところを温める
- 温かい食べ物や飲み物を摂取する
体を少し動かす
体を動かすことで、血行が促進され、老廃物の排出を助けます。
運動習慣がない方でも、日常の中で取り入れやすいウォーキングやストレッチは効果的です。
ただし、無理に激しい運動をする必要はありません。
軽く体を動かすだけでも効果は期待できますよ!
湯船でリラックス
湯船に浸かることで、全身の筋肉が温められ、血流が改善します。
熱すぎるお湯は、心臓に負担をかけるため、適度な温度でゆっくりと浸かりましょう。
痛むところを温める
好転反応に伴う痛みや違和感は、痛むところを温めると効果的です。
たとえば、蒸しタオルを使用することで、痛むところを直接温められます。
蒸しタオルは、湿らせてから電子レンジで温めるだけなので簡単です。
繰り返し温めることで、痛みが和らいでいきますよ!
温かい食べ物や飲み物を摂取する
体温を適切に保つことで、好転反応の症状は和らぎます。
とくに、温かい食べ物や飲み物を摂取すると、体の中から温まります。
まとめ:身体をスッキリさせたいならストレッチ専門店へ
この記事では、好転反応の原因や症状、出たときの対処法を解説してきました。
好転反応は体にとって良い反応ですが、その症状は不快に感じます。
症状が激しい場合は以下の方法をためしてみてくださいね。
- 体を少し動かす
- 湯船でリラックス
- 痛むところを温める
- 温かい食べ物や飲み物を摂取する
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