反り腰の原因と効果的な治し方を解説!セルフチェックのコツも紹介
反り腰って本当に改善できるの?
長年の腰痛、これって反り腰が原因なの?
反り腰は、見た目が整っているため、多くの人が姿勢の問題に気づかずにいます。
また、立ち上がりや運動のパフォーマンスに支障がないため、体調の変化に気づきにくいのが特徴です。
しかし、反り腰は、腰痛や肩こりなどの原因となるため、早めの対策が必要です。
そこでこの記事では、反り腰の原因と効果的な治し方を解説します。
また、セルフチェックのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【プロフィール】
・行橋のストレッチサロン「REVERT」セラピスト
・整形外科勤務12年
・頭蓋骨・小顔矯正技術取得
・美腸骨メソッド®取得(美容整体)
反り腰って何?
反り腰とは、骨盤が前に倒れ、腰が反っている状態のことです。
背骨は本来、S字カーブを描いていますが、反り腰になると、腰の反りが強くなり、S字カーブが崩れてしまいます。
反り腰になる原因
反り腰につながる主な原因は以下のとおりです。
- 間違った姿勢:正しい姿勢を保とうとするあまり、腰を反らせる
- 筋肉のバランス:股関節の屈筋の緊張や伸展筋の弱化、前鋸筋の弱さ
- 肥満または妊娠:前に倒れるのを防ぐために腰を反らせる
- ハイヒールの多用:かかとが重心となり、腰椎が前方に湾曲し、反り腰を引き起こす
- 病気や怪我:軟骨無形成症、脊椎関節症、股関節の両側性先天性脱臼、骨粗しょう症の骨折など
反り腰を改善するためには、これらの原因を理解し、改善する必要があります。
反り腰が体に与える影響
反り腰の初期症状は、腰痛です。
骨盤が前傾することで、腰椎に負担がかかり、腰痛を引き起こします。
また、痛みを緩和するために、つい背中を丸めるような姿勢をとってしまうと、隣接関節にも痛みが生じます。
さらに、腰痛や不良姿勢が続き、活動量が低下すると、おしりの筋肉が硬くなったり、脂肪がつきやすくなったりします。
反り腰の簡単なチェック方法
ここでは、簡単にできるセルフチェックの方法を紹介します。
- 壁に背をつけて立ち、かかと・お尻・肩甲骨・後頭部が壁についているかで確認。
- 腰の隙間に手のひらを入れて、ちょうど1枚分ぐらいのスペースがあいているかチェック。
正常の場合は、かかと、お尻、肩甲骨、後頭部が壁に無理なくつき、腰のすきまがちょうど手のひら1枚分です。
腰に手のひらが2枚入ってしまう場合は反り腰の可能性が高いです。
反り腰の治し方
反り腰の治し方は以下のとおりです。
- ストレッチ
- 筋トレ
- 生活習慣の改善
それぞれ、詳しく解説します。
ストレッチ
反り腰の人は、以下の筋肉のストレッチを行いましょう。
- 腸腰筋
- 大腿直筋
- 大腿筋膜張筋
- 脊柱起立筋
これらの筋肉が短縮していると、腰が反りやすくなってしまいます。
反り腰を改善するには、上記の筋肉を伸ばすストレッチを行うことが大切です。
筋トレ
反り腰を改善するには、ストレッチだけでなく、弱った筋肉の筋トレも大切です。
- 大殿筋
- ハムストリングス
- 腹直筋
ストレッチと筋トレを組み合わせて、バランスよく行いましょう。
生活習慣の改善
反り腰を改善するために、ストレッチや筋トレを行うことは大切ですが、生活習慣の改善も欠かせません。
長時間同じ姿勢をとっていると、筋肉が緊張して、反り腰が悪化しやすくなります。
仕事や勉強などで長時間同じ姿勢をとる必要がある場合は、適度に休憩をとることが大切です。
長時間同じ姿勢をとらない、姿勢をよくする意識を持つ、適度な運動をするなどのポイントを押さえましょう。
まとめ:正しい姿勢を意識して、ストレッチと筋トレを始めよう
反り腰の原因は、日常生活の姿勢や癖がほとんどです。
そのため、反り腰を改善するには、正しい姿勢を意識して、ストレッチや筋トレで筋バランスを整えることが大切です。
しかし、正しい姿勢を意識したり、ストレッチや筋トレを継続したりするのは、なかなか難しいですよね。
行橋のストレッチサロンREVERTでは、姿勢のチェックや、その人に合わせたストレッチや筋トレの指導を行っています。
まずは気軽にお問い合わせやご相談ください。
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