めんつゆは体に悪い?避けるべき添加物とおすすめ無添加めんつゆ4選
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
私は本業でパーソナルジムを運営しており、日々お客様の健康や栄養に関する相談を受けています。
「市販のめんつゆは便利だけど、体に悪いの?」
めんつゆは、麺のつゆだけでなく、煮物やどんぶり物、和風パスタなど、さまざまな料理に使える万能調味料ですよね。
手軽に使えるから、忙しい日常には欠かせないという方も多いのではないでしょうか?
実は、市販されているめんつゆの中には、体に悪影響を及ぼす添加物が含まれていることが少なくありません。
添加物を含んだめんつゆを使い続けていると、知らず知らずのうちに体に負担をかけてしまうことも。
そこで本記事では、めんつゆに含まれる避けるべき添加物を解説し、記事の後半ではおすすめの無添加めんつゆを4つご紹介します。
「体に悪いものは食べたくない!」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
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めんつゆが体に悪いと言われる理由
市販のめんつゆには、体に悪い影響を与える可能性がある添加物や気になる成分が含まれています。
実際に市販のめんつゆの原材料を見てみると、以下のようなものが含まれています。
【原材料名】醤油(本醸造)(小麦・大豆を含む)、果糖ぶどう糖液糖、食塩、砂糖、酵母エキス、かつおぶし(粗砕、粉砕)、醸造酢、魚介エキス、カツオエキス、濃縮だし(かつおぶし、乾しいたけ)、こんぶエキス/アルコール、調味料(アミノ酸等)、酸味料
「/(スラッシュ)」の後ろが添加物です。
ぱっと見た感じでは添加物が少なく、「これなら安全そう!」と思うかもしれません。
しかし、実際には原材料の中にも気になる成分が含まれています。
次の章では、そんな気になる原材料や添加物について解説していきます。
めんつゆに含まれる危険な添加物と原材料
めんつゆに含まれる危険な添加物と原材料は以下の5つです。
- 果糖ぶどう糖液糖
- 酵母エキス
- アルコール
- 調味料(アミノ酸等)
- 酸味料
果糖ぶどう糖液糖
果糖ぶどう糖液糖は、トウモロコシやサツマイモのデンプンから作られる人工的な甘味料の一種です。
砂糖よりも安くてしっかりとした甘みがあるため、多くの食品に使われています。
しかし、いくつかの問題が指摘されています。
まず、使われているトウモロコシが遺伝子組み換え作物の可能性があり、安全性が心配です。
また、砂糖よりも体に吸収されやすく、血糖値を上げやすいので、注意が必要です。
血糖値の急上昇はその後急降下を引き起こすため、情緒不安定につながることもあります。
果糖ぶどう糖液糖は、普段の食事で取りすぎないように注意することが大切です。
- 清涼飲料水
- スポーツドリンク
- アイスクリーム など
酵母エキス
酵母エキスは食品添加物ではないですが、注意しておきたい原材料のひとつです。
料理にうま味を加えるために使われていて、化学調味料と似ています。
化学調味料との違いは、酵母を使って作られている点です。
しかし、酵母エキスのとりすぎは化学調味料と同じように、味覚に影響を与えます。
とくに成長期の子どもが食べすぎると、健康への影響はもちろん、味覚が鈍くなる可能性も指摘されています。
小さい頃から濃い味に慣れてしまうと、薄味の食材のおいしさを感じにくくなりますよ!
アルコール
アルコールは、主に開封後のカビ防止に使われますが、比較的安全性の高い添加物です。
ただし、気をつけたいのはアルコール自体ではなく、作るときに使われる原材料です。
実は、アルコールを作るときに使われる作物の中には、遺伝子組み換え作物が含まれている場合があります。
遺伝子組み換え作物については、健康への影響が心配されているため、無添加やオーガニックを意識している方は注意が必要です。
商品を購入するときは、『遺伝子組み換え不使用』や『オーガニック認証』の表示があるものを選ぶと安心です。
調味料(アミノ酸等)
調味料(アミノ酸等)は、食べ物にうま味を加えるために使われる添加物です。
インスタント食品やスナック菓子に使われることが多いですね。
こうした強いうま味成分の食べすぎは、味覚を鈍くさせます。
とくに、味覚が発達する乳幼児には注意が必要です。
体が小さい乳幼児にとっては、調味料(アミノ酸等)の影響が大きいとされており、いくつかの国ではベビーフードに使うことが禁止されています。
日本でも、ベビーフードにはできるだけ化学調味料を使わない方針があり、使う場合でも必要最小限にとどめるように規定されています。
参考:ベビーフード添加物リスト
酸味料
酸味料は、食品に酸味を加えるための添加物です。
料理の味を調えるだけでなく、食品の腐敗やカビの防止にも役立つため、多くの食品に使われています。
一般的に、酸味料としてよく使われるのはクエン酸や酒石酸、乳酸などで、これらは比較的安全とされています。
ただし、一部の酸味料は製造過程で遺伝子組み換え作物が使われている可能性もあるため、注意が必要です。
また、以下の酸味料は避けたい成分です。
リン酸塩 | 摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げる |
---|---|
グルコン酸 | 動物実験で急性毒性のリスクが指摘されている |
コハク酸 | うま味成分としても使われているが、何が使われているかがわからない |
このように、酸味料には比較的安全なものもある一方で、中には不安を感じるものもあります。
家族の健康を考えると、できるだけシンプルな原材料を使っためんつゆを選ぶことが大切です。
次の章では安全なめんつゆを選ぶポイントを紹介します。
安全なめんつゆを選ぶポイント
めんつゆは本来、醤油・みりん・砂糖から作る『かえし』と、鰹節などでとった『和だし』だけで作れます。
めんつゆを選ぶときは、余計な添加物が含まれていないものを選ぶようにしましょう。
- めんつゆに含まれる酸味料は、具体的にどの酸味料が使われているかわからない
- 化学調味料不使用や無添加と書かれていても、果糖ぶどう糖液糖や酵母エキスが含まれている
近くのスーパーに無添加のめんつゆが売っていない場合でも心配はいりません!
めんつゆは家庭で簡単に作れるので、次の章で紹介する方法を参考にしてみてください。
体にいいめんつゆの作り方
めんつゆの添加物が気になる方には、手作りのめんつゆがおすすめです。
手作りなら、安心して使えますね!
以下の材料で簡単に作れるので、ぜひ参考にしてください。
- 水:500ml
- だしパック:1つ
- 醤油:50cc
- みりん:50cc
昆布とかつおぶしでだしを取るのもいいですが、だしパックを使うと手軽に作れます。
ただし、だしパックにも化学調味料が含まれている場合があるので、選ぶときには成分表示を確認しましょう。
また、材料の分量はお好みに合わせて調整して、自分好みのめんつゆを作ってくださいね。
手作りめんつゆは冷蔵庫で3〜4日程度保存が可能です。
保存期間は短いですが、添加物を避けたい方にはぴったりなので、ぜひ作ってみてください。
スーパーで買えるおすすめ無添加めんつゆ4選
手作りのめんつゆも良いけど、忙しい日々の中で手作りするのは手間がかかります。
できればスーパーで手軽に購入できるめんつゆが欲しいですよね。
最後に、スーパーで買える無添加でおすすめのめんつゆを4つご紹介します。
もしお近くのスーパーで見つからない場合は、Amazonでも購入できるので、ぜひ参考にしてみてください。
メーカー | 写真 | 名称 | 無添加度 | 手に入れやすさ | 価格 | 原材料 |
---|---|---|---|---|---|---|
トップバリュー | オーガニックめんつゆ | 278.64円/500ml | 有機しょうゆ(大豆・小麦を含む)(国内製造)、有機砂糖、有機米発酵調味料、食塩、かつお節、酵母エキス、昆布(北海道産)、しいたけエキス、かつお節エキス | |||
にんべん | つゆの素ゴールド | 731円/500ml | 有機しょうゆ(国内製造)、砂糖、かつおぶし、食塩、みりん、酵母エキス、醸造酢、こんぶ、(一部に小麦・大豆を含む) | |||
光食品 | 有機めんつゆ | 550円/300ml | 有機しょうゆ(有機大豆(国産)、有機小麦(国産)、食塩)、有機砂糖、有機米醗酵調味料、有機米酢、かつおぶし、こんぶ、食塩 | |||
オーサワジャパン | 有機めんつゆ | 734円/310ml | 有機醤油、有機米醗酵調味料、有機玉ねぎ(国産)、昆布(国産)、有機にんじん(国産)、有機米酢、有機乾しいたけ・有機キャベツ(国産)、食塩(天日塩)、麦芽水飴 |
【トップバリュー】オーガニックめんつゆ
トップバリューのオーガニックめんつゆは、醤油、砂糖、発酵調味料に有機原料を使用した有機JAS認定の商品です。
ただし、出汁原料である鰹節や昆布は少なめで、エキス類で味を補強しているため、完全無添加とは言い難い部分があります。
とはいえ、価格も手頃なので、まずは無添加生活を踏み出したいという方におすすめです。
- 有機原料使用
- 手頃な価格
- 手に入りやすい
【にんべん】つゆの素ゴールド
にんべんのつゆの素ゴールドは、北海道産の昆布を使っためんつゆです。
うま味を補強するために酵母エキスが含まれていますが、購入しやすく、手に取りやすい商品です。
関東圏では広く流通しています!
- 北海道産の昆布を使用
- 手頃な価格
- 手に入りやすい
【光食品】 有機めんつゆ
光食品の有機めんつゆは、素材にこだわった安心して使えるめんつゆです。
国産の鰹節と昆布から丁寧にだしを取り、有機本醸造醤油と合わせた、有機JAS認証を受けた製品です。
また、酵母エキスなどの気になる原材料も一切使用していません。
添加物をできるだけ避けたい方にぴったりの選択です。
- 国産素材使用
- エキス不使用
- 有機砂糖と有機米醗酵調味料
- 食塩はシママースを使用
【オーサワジャパン】有機めんつゆ
オーサワの有機めんつゆは、動物性原料を一切使わず、椎茸や野菜のうま味をメインに作られたこだわりのめんつゆです。
砂糖も使用しておらず、自然な素材にこだわっています!
ただし、動物性のうま味成分を使っていない分、他のめんつゆに比べて物足りないと感じるかもしれません。
- 国産椎茸、有機野菜使用
- 有機本醸造醤油、有機純米料理酒使用
- 砂糖・動物性原料不使用
まとめ:めんつゆはシンプルな原材料のものを選ぼう
めんつゆには、さまざまな添加物が使われています。
とくに気をつけたい添加物は以下の3つでしたね。
- 調味料(アミノ酸等)
- アルコール
- 酸味料
また、食品添加物ではないものの、果糖ぶどう糖液糖や酵母エキスにも注意が必要です。
スーパーでめんつゆを選ぶときは、上記の添加物が原材料に含まれていない、シンプルな原材料で作られためんつゆを選ぶことを心がけましょう。
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