マヨネーズは体に悪い?カロリーオフでも危険?安全なマヨネーズの選び方
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
私は本業でパーソナルジムを運営しており、日々お客様の健康や栄養に関する相談を受けています。
その中でも「マヨネーズって体に悪いんですか?」という質問はとても多いんです。
たしかに、マヨネーズには「太る」「体に悪い」といったイメージがありますよね。
でも、選び方次第で、安心して使えるマヨネーズもあるんです。
そこで今回は、マヨネーズが体に悪いと言われる理由や、安全に選ぶためのポイントをわかりやすく解説していきます。
さらに、記事の後半ではおすすめの無添加マヨネーズもご紹介します。
この記事を読めば、マヨネーズに関するモヤモヤがスッキリするはずです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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意外と知らないマヨネーズの主成分
マヨネーズって、何から作られているか考えたことありますか?
実は、マヨネーズの主成分は卵、油、お酢、塩の4つだけなんです。
どれも普段の料理で使う身近な材料ですよね。
これだけを見ると、そこまで体に悪くなさそうですよね。
その通り!
この4つだけで作られるマヨネーズなら、そこまで心配する必要はありません。
では、なぜマヨネーズが「体に悪い」と言われるのでしょうか?
その理由を次の章でくわしく解説していきます!
マヨネーズが体に悪いと言われる理由
マヨネーズが体に悪いと言われる理由は、大きく分けて以下の3つです。
- 添加物が体に負担をかける
- カロリハーフは健康リスクが高い
- トランス脂肪酸が体に悪影響を与える
- 高カロリーで健康リスクが高まる
添加物が体に負担をかける
普段何気なく使っている市販のマヨネーズ。
ちょっと原材料を確認してみましょう。
食用植物油脂(国内製造)、卵黄、醸造酢、食塩、香辛料/調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物、(一部に卵・大豆・りんごを含む)
ここで注目すべきは「/」以降に記載されている部分。
調味料(アミノ酸)は、いわゆる化学調味料の一種で、代表的なのがL‐グルタミン酸ナトリウムです。
加工食品やカップ麺にもよく使われていますね!
直接的な健康被害はないものの、味覚に影響を与えます。
日常的に摂取すると素材そのものの味に物足りなさを感じやすくなり、味の濃い食べ物を求めがちに。
結果的に体への負担を増やす原因となってしまうのです。
市販のマヨネーズには、基本の材料(卵・油・お酢・塩)以外に食品添加物が含まれています。
添加物の影響は物によりますが、腸内環境が乱れ、体調不良やアレルギー症状の原因になることもあります。
添加物の影響が気になる方は、以下の記事で簡単にセルフチェックできるので、ぜひ一度確認してみてください。
カロリハーフは健康リスクが高い
ダイエット中や健康を気にしている方の中には、「カロリーハーフ」のマヨネーズを選んでいる方も多いのではないでしょうか?
一見ヘルシーに思えますが、実は意外な落とし穴があります。
実は、カロリーハーフマヨネーズは日本農林規格(JAS)で「マヨネーズ」とは認められていません。
そのため、パッケージには「サラダクリーミードレッシング」と表記されています。
マヨネーズ風の調味料なんですね。
また、ハーフマヨネーズは、通常のマヨネーズよりも添加物が多く使われています。
たとえば、ある製品の原材料表記を見ると以下のようになっています。
食用植物油脂(国内製造)、卵、醸造酢、食塩、砂糖、香辛料、たん白加水分解物/増粘剤(キサンタンガム)、調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物、(一部に卵・大豆・りんごを含む)
注目すべきは「たん白加水分解物」や「増粘剤(キサンタンガム)」など。
本来のマヨネーズの材料には必要のない成分が多く含まれています。
食感や味を調整するためのものですが、加工度が高くなるほど体に負担をかけます。
ヘルシーだと思って選んでいる「カロリーハーフマヨネーズ」ですが、添加物が多い点を考えると、慎重に選んだ方が良さそうですね。
トランス脂肪酸が体に悪影響を与える
マヨネーズの主成分は、卵、酢、塩、そして食用油でしたね。
その中でも「体に悪い」とされるのは、主に食用油に原因があります。
マヨネーズは成分の約7割が油で出来ているのですが、使われている油にトランス脂肪酸が含まれている場合、健康リスクが高まります。
液状の植物油を固形状(硬化油)にする過程で発生する成分で、非常に危険な有害物質
日常的に摂取すると、次のような健康リスクがあります。
- 悪玉コレステロール(LDL)の増加
- 善玉コレステロール(HDL)の減少
- 動脈硬化や心臓病のリスク上昇
世界保健機構(WHO)も「トランス脂肪酸の世界的な完全排除」を主張しているほどです。
トランス脂肪酸が多く含まれる製品を避け、安全で質の良い油を使ったマヨネーズを選ぶようにしましょう。
高カロリーで健康リスクが高まる
一般的なマヨネーズは、大さじ1杯(15g)で約100kcalあります。
コンビニのおにぎり半分以上に相当するカロリーです。
さらに、マヨネーズはそのクリーミーな口当たりでついつい多めに使ってしまいがち。
「マヨラー」という言葉があるほど、マヨネーズを手放せない人も多いですよね。
しかし、その結果、カロリーオーバーになりやすく、肥満や生活習慣病のリスクを高める原因となってしまうのです
健康を意識するなら、適量を心がけることが大切です。
安全なマヨネーズを選ぶときのポイント
マヨネーズが「体に悪い」のは事実ですが、選び方次第では健康に配慮した商品を選べます。
とくに注目すべきポイントは次の3つです。
- 良い油を使っているものが安心
- お酢の種類で味が変わる
- 卵にこだわったものは間違いない
良い油を使っているものが安心
マヨネーズは成分の約7割が油です。
そのため、どんな油を使っているかがマヨネーズ選びのポイントとなります。
市販のマヨネーズには「食用植物油脂」とだけ記載されているものが多いですが、この表記では具体的にどの油が使われているのかわかりません。
一方で、使用している油の種類が明記されているマヨネーズは、原料にこだわっている証拠です。
とくにおすすめなのが、圧搾法で作られた油を使用したマヨネーズです。
化学溶剤を使わずに油をしぼり出す方法
シンプルな材料で作られるマヨネーズだからこそ、質を意識して選ぶことが大切です。
お酢の種類で味が変わる
マヨネーズの風味を大きく左右するのが、使われているお酢です。
実は、お酢の種類によってマヨネーズの味わいは大きく変わります。
具体的には次のような特徴があります。
- りんご酢:まろやかで優しい風味
- 黒酢 :コクがあり深みのある味わい
- 米酢 :スッキリとした軽い後味
どのお酢を使うかで、マヨネーズの個性が引き立ちます。
ぜひ自分の好みに合ったマヨネーズを見つけて、料理の幅を広げてみてくださいね!
卵にこだわったものは間違いない
安全で美味しいマヨネーズを選ぶなら、卵の質にも注目しましょう。
とくにおすすめなのが、平飼いの有精卵を使ったマヨネーズです。
また、マヨネーズには全卵型と卵黄型の2種類があるのをご存知ですか?
それぞれの特徴を知ることで、好みに合ったマヨネーズを選べますよ。
全卵型マヨネーズ | 卵黄型マヨネーズ |
---|---|
全卵を使用 原材料には卵と表記 | クリーミーでさっぱりした味わい卵黄のみを使用 原材料には卵黄と表記 | 濃厚でしっかりしたコクと旨味
自分で作る安心マヨネーズの作り方
市販のマヨネーズが気になる方におすすめなのが、手作りマヨネーズです。
自分で作れば添加物は一切なし。
材料にもこだわれるので安心です!
市販品に比べると日持ちはしませんが、作った瞬間の新鮮な味わいに感動するはずです。
さらに、オリーブオイルを使えば、健康的でヘルシーなマヨネーズを作れます。
ぜひ一度試してみてくださいね。
- 卵
-
1個(常温にしておく)
- 酢
-
大さじ1~2
- オリーブオイル
-
180ml
- 砂糖
-
小さじ1/2
- 塩
-
少々
- コショウ
-
少々
それぞれの材料の選び方については以下の記事を参考にしてください。
作り方
卵を常温に戻し、オリーブオイル以外の材料をフードプロセッサーで混ぜる。
①にオリーブオイルを少しずつ加えながら混ぜる。
なめらかに乳化したら完成!
無添加で安心!おすすめマヨネーズ5選
最後に、健康志向の方におすすめしたい無添加マヨネーズを5つご紹介します。
スーパーでは見かけることは少ないかもしれませんが、Amazonや楽天で購入可能です。
ぜひチェックしてみてくださいね。
- 秋川牧園のマヨネーズ
- 松田のマヨネーズ
- 平飼い鶏の有精卵マヨネーズ
- ひなたまこっこ 生命のマヨネーズ
- 創健社 有精卵マヨネーズ
秋川牧園のマヨネーズ
秋川牧園のマヨネーズは、卵黄のみを使用した無添加マヨネーズです。
秋川牧園は「口に入るものは間違ってはいけない」を理念に掲げ、無農薬・無添加食品づくりに取り組むメーカーです。
生産から加工、配達までを一貫して行うことで、食品の安心と安全を徹底しています。
マヨネーズ以外にも、鶏肉、卵、乳製品、冷凍食品などを取り扱っており、冷凍食品は子どものお弁当に最適と人気です。
原材料:食用なたね油(国内製造) 、卵黄(卵を含む) 、りんご酢 、砂糖 、食塩 、からし
松田のマヨネーズ
松田のマヨネーズは、株式会社ななくさの郷が製造する無添加マヨネーズです。
自然素材と伝統的な製法にとことんこだわり抜いて作られています。
クセが少なく、どんな料理にも使いやすい万能なマヨネーズです。
サラダやサンドイッチだけでなく、ソースやディップとしても活躍するはずです!
原材料:なたね油、卵、りんご酢、塩(海の精)、蜂蜜、マスタード、ニンニク、コショウ、ショウガ
平飼い鶏の有精卵マヨネーズ
ムソー株式会社の平飼い鶏の有精卵マヨネーズは、平飼い鶏の有精卵を使用した無添加のマヨネーズです。
油には、圧搾法で絞られたなたね油を使用。
有機りんご酢と瀬戸内レモンの果実酢をブレンドしているため、さっぱりとした爽やかな酸味が特徴です。
原材料:なたね油(国内製造)、卵、りんご酢、果実酢、砂糖、食塩、香辛料
ひなたまこっこ 生命のマヨネーズ
ひなたまこっこ 生命のマヨネーズは、ヒナから大切に育てたママさん鶏の極上たまごをたっぷり使った、贅沢なマヨネーズです。
添加物を一切使用せず、厳選された無添加の調味料だけで作られています。
その味わいは、「ひなたまこっこマヨネーズを使い始めたら、他のマヨネーズには戻れない」と言われるほど大好評。
「なかなか味が決まらない」とお悩みの方にはぜひ試してほしい一品です。
原材料:食用なたね油(国内製造・遺伝子組み換えでない)、卵黄(卵を含む)、ぶどう酢、砂糖、食塩、白こしょう、マスタード
創健社 有精卵マヨネーズ
創建社の有精卵マヨネーズは、鶏が自由に動き回り、自然に交配できる環境で産まれた国産の有精卵を使用した無添加マヨネーズです。
油は圧搾製法のみでしぼった、なたね油とべに花油をブレンド。
北海道産のてんさい糖やりんご酢を使うことで、まろやかで優しい味わいに仕上がっています。
原材料:食用植物油脂(なたね油、べに花油)(国内製造)、卵黄(鶏卵(国産))、醸造酢、砂糖、食塩、香辛料、(一部に卵・りんごを含む)
まとめ:マヨネーズは選び方ひとつで健康的になる
「マヨネーズは体に悪い」と思っている方も多いですが、選び方次第で日常的に安心して使える調味料になります。
最後にもう一度内容を確認しておきましょう。
- マヨネーズは材料の質が重要
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- 無添加マヨネーズは通販で簡単に手に入る
これを機に、マヨネーズへのイメージを見直しましょう!
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