なで肩の原因はこれ!簡単な対処法で美しい姿勢を手に入れる方法
なで肩の原因は?
なで肩は改善できるの?
鏡を見るたびになで肩が気になっていませんか?
「なで肩は生まれつきのものだから改善できない」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、生活習慣が原因の場合は改善が期待できます。
そこでこの記事では、なで肩の原因とその対処法について詳しく解説していきます。
シャツやブラウスのラインが気になる方は、ぜひ参考にしてください!
【プロフィール】
・行橋のストレッチサロンREVERTストレッチトレーナー
・姿勢改善スクールAPI「姿勢改善スペシャリスト」
・ボディメイクコンテスト受賞多数
・大手パーソナルジム公式メディア「パーソナルジムの教科書」の監修者
・著書「自重筋トレ入門」「ダンベルトレーニング入門」
なで肩とは?
なで肩とは、肩甲骨が下がって、肩の位置が低い状態です。鎖骨の外側が下がって見えるのが特徴で、とくに日本人の成人女性に多く見られます。
なで肩になると、肩幅が狭く見えたり、首が長く見えたりします。
なで肩のセルフチェック
なで肩かどうかを確認するには、以下のチェックポイントを参考にしてみてください。
- 肩のラインの確認
-
鏡の前に立ち、肩のラインが水平かどうか確認します。もし肩が下がっているように見えるなら、なで肩の可能性が高いです。
- 鎖骨の外側の位置
-
鎖骨の外側が下方に位置しているか確認します。これもなで肩の特徴です。
- カバンや下着の位置
-
日常的に肩にかけているカバンや、下着のストラップが頻繁にずり落ちると感じる場合も、なで肩かもしれません。
これらのポイントのうち、ひとつでも当てはまる場合は、なで肩の可能性があります。
なで肩の主な4つの原因
なで肩の主な原因は以下の4つです。
- 不良姿勢による影響
- 筋力低下の影響
- 投球系スポーツの影響
- 遺伝による影響
それぞれ、詳しく解説します。
不良姿勢による影響
現代の生活スタイルでは、スマホやパソコンの長時間使用が当たり前です。
この結果、多くの方が猫背になりがちです。
猫背は、肩や肩甲骨を下方に引き下げ、なで肩を形成しやすくします。
なで肩になると、肩幅が狭く見えたり、首が長く見えたり、肩こりや背中の痛みの原因になったりします。
筋力低下の影響
筋力が低下すると、肩甲挙筋や僧帽筋上部線維など、重要な筋肉が機能しません。
また、筋力が低下している状態での不適切な動作は、姿勢の悪化を招くだけでなく、痛みや不調を引き起こす可能性もあります。
投球系スポーツの影響
投球系のスポーツや投てき競技は、繰り返し腕を強く振る動作が含まれます。
このような動作は、肩周りの筋肉に大きなストレスをかけ、その結果として肩の位置が変わります。
とくに、適切なフォームでの投球を学んでいない初心者や、長時間にわたり練習を続ける人は、筋肉の負担が大きくなりやすいです。
遺伝による影響
遺伝的な要因により、なで肩の傾向が現れることもあります。
たとえば、親や祖父母がなで肩である場合、その骨格や筋肉の構造を受け継ぐ可能性があり、子どもや孫もなで肩になりやすいと言えるでしょう。
なで肩のデメリット
なで肩にはさまざまなデメリットが隠されています。
- ショルダーバッグがスムーズに肩に留まらず、ずり落ちてしまう
- 肩こりや首の痛みといった不快な症状が頻発する
頑固な肩こりや上腕のしびれ、だるさ、脱力感が続く場合、胸郭出口症候群という疾患の可能性が考えられます。
このようなデメリットを回避するためには、なで肩の原因を知り、適切な対策を行うことが大切です。
なで肩改善のメリット
なで肩改善のメリットは以下の2つです。
- 肩コリの改善
- 不良姿勢の改善
それぞれ、詳しく解説します。
肩コリの改善
なで肩が改善すれば、肩が正常な位置に戻り頭部を支える力も安定します。
その結果、首や肩へかかっていた負担が軽減し、肩こりも改善するでしょう。
不良姿勢の改善
なで肩が改善されると、骨格や筋肉が正常な状態で機能できるため、全体的な体のバランスが向上します。
美しい姿勢を意識することで、見た目だけでなく健康にも良い影響を与えます。
なで肩の効果的な対処法
多くの場合、適切なケアと対処法によって、なで肩は改善できます。この章では、なで肩の効果的な対処法を3つ紹介します。
- ストレッチを行う
- 効果的な筋トレ
- プロに任せる
ストレッチを行う
なで肩が続くと、腕の重みを支える肩甲挙筋が緊張し凝ってしまいます。
この筋肉が凝ると、肩が内側に下がり、なで肩の姿勢になってしまうのです。
以下のストレッチは、なで肩の改善に効果的です。
- イスに浅く座る。
- 右手を頭の左側面に当て、頭を前方斜めに引っ張ります。
- この位置をゆっくりと呼吸しながら10秒間キープします。
- 反対側も同様に行います。
- 1〜4の手順を交互に2〜3セット繰り返します。
効果的な筋トレ
なで肩の原因は、肩周りや背中の筋肉の衰えや、肩甲骨の位置のズレです。
これらの原因を改善するためには、肩周りや背中の筋肉を鍛えることが効果的です。
- ダンベル(中身が入った500mlのペットボトルでもOK)を両手に持つ
- 足は肩幅に開き、立ったままの姿勢を保つ。
- 腕を真横に持ち上げ、肩の高さまで上げる。
- 上げた腕をゆっくりと元の位置に下ろす。
- 3-4の動作を10回、2セット繰り返す。
プロに任せる
セルフケアで改善が見られない場合や、原因がわからない場合は、プロの力を借りるのがおすすめです。
ストレッチ専門店や整骨院は、専門的な技術や知識を持っており、セルフケアとは違ったアプローチでなで肩の問題に取り組めます。
行橋のストレッチサロンREVERTでは、お客様の体の状態や生活習慣、なで肩に関する過去の経験などを詳しくお伺いし、最も適切な方法を提供します。
お問い合わせや、予約はお気軽にどうぞ!
生活習慣を見直して、なで肩を改善しよう
なで肩は、生まれつきのものではなく、生活習慣が原因で起こることが多いものです。
姿勢を正して筋力を鍛えることで、改善が期待できます。
ぜひ、この記事を参考にして、なで肩を改善しましょう!
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