40代から50代の女性が陥りやすい？ミッドライフクライシスとは？

行橋のパーソナルジム「REVERT（リバート）」の吉廣です。

あなたはミッドライフクライシスという言葉をご存知でしょうか？

ミッドライフクライシスとは、中年期に差し掛かったときに多くの人が経験する心理的な混乱やストレスのことです。

自己のアイデンティティや人生の方向性に疑問を感じることから始まり、一般的には40歳から50歳の間に発生することが多いそうです。

本日は、女性がミッドライフクライシスに陥りやすい理由や対処法について紹介したいと思います。

ミッドライフクライシスとは？

ミッドライフクライシスとは、30代後半から50代にかけての中年期に訪れる、人生の停滞やアイデンティティの喪失感、焦燥感、葛藤などの不安定な心理状態のことです。

主な症状は以下の通りです。

ミッドライフクライシスは、必ずしも全員が経験するわけではありませんが、約8割の人が何らかの形で経験すると言われています。

女性がミッドライフクライシスに陥りやすい理由

女性がミッドライフクライシスに陥りやすい理由は多岐にわたりますが、主に以下のことが挙げられます。

加齢による身体機能や外見の変化

女性が中年期に差し掛かると、身体に変化が起こりやすくなります。

これらの変化は老いを感じやすくする要因です。

家族構成の変化

子育てをしていた女性の場合、子供が独立して家を出ると、心にぽっかりと穴が開いたような気持ち（空の巣症候群）になります。

また、子供が巣立った後、夫と二人の生活になり、今まで見えなかった問題が浮かび上がることも。

これが夫婦関係に悩む原因となります。

キャリアの停滞や将来への不安

家庭を優先してきた女性は、自分のキャリアについて悩むことがあります。

逆に、キャリアを優先してきた女性は、老後について不安になることがあります。

SNSの影響

現在はSNSで他人の生活が簡単に見える時代です。

これにより、「隣の芝生は青く見える」状態になり、自分の生活と比較してしまいがちです。

このような状況が、ミッドライフクライシスを加速させます。

ミッドライフクライシスの対処法

最後に、ミッドライフクライシスに対処するための方法を4つ紹介します。

ミッドライフクライシスを乗り越えるためには、自分自身と向き合い、以下のことに取り組むことが大切です。

1. 自分を再定義する

これからの人生を前向きに進むためには、今までの自分を振り返り、受け止めることが大切です。

周りの評価や価値観は一旦置いておき、『これからどう生きたいか』『自分はどうありたいか』を自分の軸で考えましょう。

2. 新しいことに挑戦する

新しい習い事を始めたり、資格取得に挑戦してみましょう。

今まで「やりたい！」と思ってもできなかったことに挑戦するのも良いです。

新しいことに挑戦することで新しい自分の可能性が見え、それが自信につながります。

3. 大きい決断は慎重に行う

転職や引越し、離婚など、大きな決断は慎重に考えましょう。

心が揺れている時期に大きな決断をすると、うまくいかないことが多いです。

不安や焦りから大きな決断をしたくなるかもしれませんが、周りの信頼できる人に相談したり、自分にどうしたいか問いかけながら、ゆっくり決めていっても遅くはないです。

4. 体を動かして発散する

将来のことを考えると、頭の中がネガティブな思考でいっぱいになったり、心がモヤモヤすることがあるかもしれません。

しかし、考え続けてもすぐに答えが出ないことも多いです。

一旦考えるのをやめて、気分転換に体を動かして発散するのも良いでしょう。

まとめ：できることから始めよう

今は人生80年以上が当たり前の時代です。

「もう40代、50代か」と考えることもできますが、「まだ40代、50代。これからだ！」という見方をすることもできます。

ミッドライフクライシスは誰にでも起こりうる人生の通過点です。

人生を見つめ直し、新たな自分を見つけるチャンスでもあります。

上手に乗り越えれば、より充実した人生を送ることができるでしょう。