健康問題が男女の仕事に与える影響とは?
こんばんは、REVERT代表トレーナーの吉廣です。
本日は、「Journal of Occupational Health」に掲載された鳥取大学の研究を紹介したいと思います。
【プロフィール】
・行橋市のパーソナルジム「REVERT」代表トレーナー
・姿勢改善スクールAPI「姿勢改善スペシャリスト」
・ボディメイクコンテスト受賞多数
・大手パーソナルジム公式メディア「パーソナルジムの教科書」の監修者
・著書「自重筋トレ入門」「ダンベルトレーニング入門」
本日紹介する研究は、プレゼンティーイズムにおける影響と男女間の違いに焦点を当てたものです。
従業員が体調が悪いにもかかわらず出勤し、その結果、生産性が低下すること
病気などにより欠勤する(アブセンティーイズム)よりも、健康問題を抱えながら働く(プレゼンティーイズム)ほうが、従業員の生産性が低下すると言われています。
健康な従業員は、生産性が高まり、会社の収益向上につながります。
そのため、近年では健康経営に力を入れる企業が増えているのです。
実際に私も、ナカソネ住設㈱さまに対して、健康経営のサポートを行っています。
今回の研究では、鳥取大学のチームが、鳥取県の地方自治体の職員713人を対象に実施したアンケート調査のデータを分析しました。
- 男性は睡眠の質が悪いとプレゼンティーイズムと関連する
- 女性は飲酒しているとプレゼンティーイズムと関連する
したがって、職場での生産性向上を考えるときに、男女別で異なるアプローチを取る必要があるということです。
- 男性従業員の場合:睡眠の質を改善する取り組みが効果的
- 女性従業員の場合:飲酒の影響を考慮した健康管理が重要
従業員の健康管理と生産性向上を図るには、性別による違いを理解し、対策を講じることが大切
現在、健康経営の実現にむけて利用できる助成金は10種類あると言われています。
- 働き方改革施策に対する助成金
- 働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)
- 働き方改革推進支援助成金(勤務間インターバル導入コース)
- 働き方改革推進支援助成金(労働時間適正管理推進コース)
- 働き方改革推進支援助成金(団体推進コース)
- 働き方改革推進支援助成金(適用猶予業種等対応コース)
- 心身の健康施策に対する助成金
- 受動喫煙防止対策助成金
- 団体経由産業保健活動推進助成金
- 両立支援等助成金
- 従業員の待遇改善に対する助成金
- 業務改善助成金
- 人材開発支援助成金
健康経営は、企業と従業員にとって双方にメリットがある取り組みです。
健康経営に興味のある企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
一緒に、健康で活力ある職場環境を実現しましょう!
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