オルトレキシアとは?診断基準と避けるためのポイントを詳しく解説
近年、健康志向が高まり、食べ物に対する意識がますます強くなっています。
食事の質を見直し、健康的な生活を送りたいと考えることは、とても素晴らしいことです。
しかし、そのこだわりが過剰になると、かえって心と体に悪影響を及ぼします。
健康的な食事に固執しすぎて、他の食事を受け入れられなくなる『オルトレキシア』という状態に陥る可能性があるのです。
そこで本記事では、オルトレキシアについて詳しく解説し、健康志向との違いやチェックリスト、そして落とし穴を避けるためのポイントをご紹介します。
「もしかすると私のことかも」と思った方は、ぜひ最後までご覧ください。
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オルトレキシアとは?
一見、健康的な生活を送っているように見えますが、極端な食へのこだわりは、栄養不足や体調不良など、さまざまな影響を及ぼします。
健康志向とオルトレキシアは似ているように見えますが、両者の間には大きな違いがあります。
健康志向との違い
健康志向とオルトレキシアの違いは、食への執着心です。
健康志向は、身体の健康を維持・向上するための食事への意識であり、楽しくあるべきです。
一方、オルトレキシアは、不健康な食べ物への罪悪感に支配され、食事を楽しめなくなってしまいます。
オルトレキシアになると、食へのこだわりが強すぎて、以下のような状態に陥ります。
- 友人や恋人と外食ができなくなる
- 食事に誘われても断るようになる
- 特定の食材や食品添加物に対して、強いこだわりや拒否感がある
オルトレキシアは身体の健康を損なう
オルトレキシアの人は、ネットの情報を取捨選択することが苦手だったり、目の前の情報が正しいと思い込みやすくなったりします。
しかし、SNSやメディアで紹介されている健康情報の中には、科学的根拠に基づかないものも少なくありません。
間違った情報に基づいた食生活は、栄養バランスの偏りやカロリー不足など、健康を損なうリスクを高めます。
さらに、過度な制限や罪悪感は、ストレスや不安を増大させ、精神的な健康にも悪影響を及ぼします。
オルトレキシアのチェック票
以下の項目で「はい」が4つ以上になると、オルトレキシアの状態に近いかもしれません。
- 1日に3時間以上、食事について考えている。
- 数日前から食事の計画を立てている。
- 食べる喜びよりも、栄養価を重視している。
- 食の質が向上しているのに、生活の質が低下している。
- 最近、自分に厳しくなった。
- 健康的な食事は自尊心を高める。
- 以前好きだった食べ物をやめて、健康的な食べ物を選んだことがある。
- ダイエットのために、外出や家族・友人との時間が妨げられることがある。
- ダイエットを中断すると、罪悪感を感じる。
- 健康的な食事をするとき、自分で食事をうまくコントロールできていると思う。
オルトレキシアの落とし穴を避けるための3つのポイント
最後にオルトレキシアの落とし穴を避けるためポイントを3つ紹介します。
オルトレキシアに陥らないためにも、以下のポイントを意識しましょう。
- 巷にあふれる健康情報を正しく見極める
- 自分の作ったルールにとらわれすぎない
- 栄養バランスを大切にする
巷にあふれる健康情報を正しく見極める
ネットやSNS上には、健康に関する情報が溢れていますが、科学的根拠に基づいていないものも多いです。
健康リテラシーを高め、以下の点に注意しましょう。
- 情報源の信頼性を確認する
- ひとつの情報源だけに頼らず、複数の情報源を比較する
- 科学的根拠に基づいているかどうかを判断する
- 疑問があれば、プロに相談する
自分の作ったルールにとらわれすぎない
健康的な食生活を送るために、自分なりのルールを決めることは大切です。
しかし、ルールに固執しすぎるのは逆効果です。
以下の点に注意し、柔軟な食生活を心がけましょう。
- 完璧主義にならない
- 友人や家族などの意見を受け入れる
- たまには好きなものを食べる
栄養バランスを大切にする
オルトレキシアの根本的な問題は、不健康な食べ物への恐怖や罪悪感です。
しかし、過度な制限は栄養不足や体調不良を引き起こし、健康を損なう可能性があります。
以下の点に注意し、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
- 主食、主菜、副菜を揃える
- さまざまな食材を食べる
- 必要なカロリーを摂取する
- 食事を楽しむ
まとめ:わからない時はプロに相談しよう
健康的な食生活は、身体の健康を維持するために欠かせません。
しかし、最近は健康情報が溢れており、何が正しいのか判断が難しい状況になっています。
砂糖や添加物、小麦粉など、特定の食材を過度に制限するあまり、栄養不足やストレスに悩む人も増えています。
食事は楽しむのが一番です!
間違った情報に惑わされず、自分の身体と心に耳を傾けてくださいね。
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