チューブわさびは体に悪い?添加物やメリット・デメリットを解説

よしひろ

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

私は本業でパーソナルジムを運営しており、日々お客様の健康や栄養に関する相談を受けています。

「チューブわさびって体に悪いの?」

そんな疑問を感じたことはありませんか?

手軽に使える反面、なんとなく健康に良くない気がして心配になりますよね。

どんな添加物が入っていて、どんな影響があるのかがわからないと不安です。

そこで本記事では、チューブわさびが体に悪いと言われる理由や使われている添加物の種類、さらにおすすめの無添加チューブわさびもご紹介します。

食品に含まれる添加物が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

また、以下の記事では、生姜チューブの添加物やおすすめの無添加商品について解説していますので、あわせて参考にしてください。

生姜チューブは体に悪い?理由とおすすめの無添加商品を紹介

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チューブわさびが体に悪いと言われる理由

器に盛られたわさび

チューブわさびには、純粋なわさびだけでなく、さまざまな添加物が含まれているため、体に悪いと言われています。

風味や保存性を保つために、以下のような成分が加えられています。

  • ソルビット
  • セルロース
  • 加工デンプン
  • 酸味料
  • 香料
  • 増粘剤(キサンタン)
  • 酸化防止剤(ビタミンC) など

これらの成分が入っていることで、手軽に使える反面、添加物が気になる方も多いのではないでしょうか。

次の章では、チューブわさびに含まれる添加物について詳しく解説します。

チューブわさびの添加物

水に浸ったわさび

チューブわさびには、風味を保ち、保存性を高めるために多くの添加物が使用されています。

しかし、これらの添加物は化学物質の摂取につながることもあり、健康に気を使う方は注意が必要です。

以下に、チューブわさびによく使用される添加物を紹介し、その危険度と役割を説明します。

スクロールできます
添加物危険度レベル(低〜高)説明
ソルビット
(ソルビトール)
自然界に存在する甘味成分で、果物や海藻に含まれています。
毒性はほとんどなく、安全性が高いとされています。
セルロース食物繊維の一種で、増粘剤として使用され、チューブわさびに粘性をもたせます。
加工デンプン増粘剤として使用されます。
食品安全委員会によれば、適切な使用であれば安全性に問題はありません。
酸味料クエン酸、乳酸、リンゴ酸などが使用されますが、『酸味料』と一括表示されるため、具体的な成分がわかりにくいです。
複数の酸味料が使われる場合、その影響は完全には明らかにされていません。
増粘剤
(キサンタンガム)
微生物から作られる多糖類で、食品の粘り気や安定性を保ちます。
毒性はほとんどなく、安全性が高いとされています。
香料合成香料と天然香料がありますが、どちらも『香料』と一括表示されます。
中には毒性のある香料も含まれるため、注意が必要です。
酸化防止剤
(ビタミンC)
食品が酸化して味や色、香りが悪くなるのを防ぎます。
ビタミンCの毒性はきわめて低く、安全性が高いとされています。
参考:食品添加物ハンドブック

チューブわさびの種類

わさびの種類

わさびにはいくつかの種類があり、それぞれの特徴や使われ方が異なります。

それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

  • 本わさび
  • 山わさび
  • 生わさび
  • 加工わさび

本わさび

本わさびは、日本原産のアブラナ科の植物です。

しかし、本わさびと表記されている製品でも、必ずしも純粋な国産とは限りません。

製品に国産と明記されていない場合、輸入品である可能性が高いため、産地を確認することが大切です。

また、本わさびとして販売されている製品には、本わさびの含有量が異なる『本わさび入り』と『本わさび使用』の2種類があるので、購入時にはこれらの表記もよく確認しておきましょう。

  • 本わさび使用:原材料中に本わさびが50%以上含まれている製品
  • 本わさび入り:原材料中に本わさびが50%未満含まれている製品
よしひろ

本わさびは西洋わさびと区別するために『本わさび』と呼ばれます!

参考:日本わさび協会

山わざび

山わさびとは、西洋わさびのことで、ヨーロッパ原産のアブラナ科の植物です。

英語ではホースラディッシュ、フランス語ではレフォールと呼ばれています。

西洋料理では、ローストビーフなどの肉料理にすりおろして付け合わせることが多いそうです。

山わさびは、加工わさび(粉わさびや生おろしわさび)の原料としてもよく使われており、コスト面で本わさびよりも安価であるため、多くの製品で利用されています。

生わさび

生わさびは、チューブわさびのパッケージによく記載されていますが、実は規格上の定義はありません。

この表現は、生の原料を使っていることをアピールするために使用されていますが、必ずしも本わさびが多く含まれているわけではないので注意が必要です。

多くの製品では、コストを抑えるために西洋わさび(ホースラディッシュ)が使用されています。

価格の安い西洋わさびと本わさびがミックスされている場合もあるので、購入するときは成分表示をしっかり確認しましょう。

加工わさび

加工わさびは、長期保存が可能なように加工されたわさびで、家庭でも広く利用されています。

加工わさびにはいくつかの種類があります。

粉わさび

粉わさびは、西洋わさびを乾燥させて粉末化したもので、長期間の保存が可能です。

使用時には水を加えて練って使います。

ねりわさび

ねりわさびは、乾燥した西洋わさびや本わさびを粉末化し、そこに油脂、砂糖、食塩などの副原料を加えて練り上げたものです。

家庭でも一般的に見られるチューブタイプの加工わさびです。

おろしわさび

おろしわさびは、生の西洋わさびや本わさびをすりおろして、粒の細かいペースト状にしたものです。冷凍または冷蔵で流通しています。

わさびのメリットと効能:期待できる健康効果

2種類のわさび

本わさびにはさまざまな健康効果が期待できます。

  • 食欲増進・消臭効果
  • 抗菌・抗かび効果
  • 抗がん・抗酸化・抗炎症効果

食欲増進・消臭効果

本わさびは、独特の香りと辛味で、食欲を増進させる効果や魚の生臭さを消す消臭効果があり、古くから生活の知恵として活用されてきました。

食欲増進効果

暑い季節や食欲が落ちやすい時期には、わさびの辛味が食べ物の美味しさを引き立て、食欲を促進する効果があります。

消臭効果

本わさびは、魚の生臭さを和らげる効果があります。

わさびに含まれる辛味成分が魚の臭い成分と反応し、臭いを中和します。

抗菌・抗かび効果

本わさびには、抗菌・抗かび効果があります。

しかし、すべての微生物に対して効果があるわけではなく、静菌レベルの効果と理解しておきましょう。

抗菌効果

本わさびの辛味成分であるアリル芥子油は、食中毒の原因となる細菌に対して有効です。

腸炎ビブリオ、サルモネラ、O-157といった細菌に対して増殖抑制効果が認められており、食中毒菌のリスクを減らせます。

抗かび効果

アリル芥子油は食中毒菌だけでなく、酵母やカビに対しても効果があります。

食品の保存性を高めるのに役立ち、保存期間を延ばすことが可能です。

抗がん・抗酸化・抗炎症効果

本わさびには、『6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)』という成分が含まれており、さまざまな健康効果が期待されています。

以下に、主な健康効果を紹介します。

抗がん作用

がん細胞の成長を抑制する効果があるとされています。

とくに、前立腺がん、膀胱がん、乳がんなどのリスクを低減することが示唆されています。

抗酸化作用

体内の活性酸素を除去することで、細胞の老化やダメージを防ぎます。

活性酸素は生活習慣病や老化の原因とされており、これらのリスクを減らす効果があります。

抗炎症作用

アトピー性皮膚炎や花粉症などの炎症性疾患の改善にも効果が期待されています。

抗炎症作用により、体内の炎症を抑えられるため、慢性的な炎症に悩む方にも役立つ成分です。

わさびのデメリット:食べ過ぎると危険?死亡する可能性も?

倒れた男性

わさびは適量なら健康に良い効果がありますが、食べ過ぎると体に悪影響を及ぼします。

よしひろ

わさびの適量は1日3〜5g程度と言われています!

適量を超えると以下のような症状が現れるので注意しましょう。

  • 消化器系の不調
  • 味覚障害
  • アレルギー など

また、わさびを大量に摂取したことで『たこつぼ心筋症』を発症した例も報告されています。

たこつぼ型心筋症

何の前触れもなしに、胸痛や息切れなどの症状が出現する心臓の病気

2019年には、イスラエルでアボカドと間違えてわさびを大量に食べた60歳の女性が、心筋症を起こし、心臓が一時的にストップしたという事例がありました。

このようなケースは非常に珍しいですが、わさびの強い刺激が心臓に悪影響を及ぼす可能性があることは知っておきましょう。

わさびのすり方と保存方法

わさびのすり方

チューブわさびには本わさびや生わさびといった商品がありますが、多くの製品には添加物が含まれています。

そのため、できるだけ添加物のない生のわさびをすりおろして使うのがおすすめです。

ここでは、わさびの正しいすり方と保存方法をご紹介します。

わさびのすり方

以下は、わさびのすり方の手順です。

準備

生わさびの茎を手で取り除き、わさびを水で丁寧に洗い、水気をしっかりとふき取ります。

表面のゴツゴツした部分は包丁で切り落とし、皮をこそぐようにして取り除きます。

もし黒い部分があれば、たわしで擦るか包丁でこそぎ落として、綺麗にしましょう。

すりおろし

茎の根元部分を鉛筆を削るように切り落とします。

鮫皮おろしを使って、わさびを垂直にあて、円を描くようにゆっくりと力を入れずにすりおろします。

鮫皮おろしがない場合は、細かい目のおろし金を使用すると良いです。

美味しく食べるタイミング

本わさびの香りと辛味のピークは、すりおろしてから約3〜5分後に達します。

その後30分程度が最も美味しく感じられる時間帯です。

わさびの保存方法と長持ちさせるコツ

わさびは新鮮な状態で使い切るのが理想ですが、使い切れないこともありますよね。

そこで、わさびを長持ちさせるための冷蔵保存と冷凍保存の方法をご紹介します。

冷蔵保存
  1. 濡れ新聞紙とラップで包む
    • わさびの根茎を軽く水で濡らし、新聞紙で包みます。その後、ラップでしっかりと包んでから冷蔵庫に入れます。約1ヶ月間の保存が可能です。
  2. コップに水を入れて保存
    • コップに少量の水を入れ、わさびの根茎を水に浸すようにして保存します。毎日水を交換することで鮮度を保てます。
冷凍保存
  1. すりおろして冷凍
    • わさびをすりおろし、ラップに薄く広げて冷凍します。使用時には、使いたい分だけ割って取り出し、残りは再び冷凍庫に戻すと良いでしょう。
美味しく食べるタイミング

本わさびの香りと辛味のピークは、すりおろしてから約3〜5分後に達します。

その後30分程度が最も美味しく感じられる時間帯です。

冷蔵・冷凍保存のどちらでもわさびを長持ちさせることができますが、冷凍保存の方が保存期間が長く、必要な分だけ使えるため使い勝手が良いです。

保存時には、わさびの風味をできるだけ保つために、密閉状態を保つように心がけましょう。

わさびの部位による味の違い

わさびは、根から茎にかけての各部位で味や辛さに違いがあります。

茎側

香りが高く、辛味はやや弱めで、口当たりがさっぱりしています。

真ん中

香りと辛さ、粘り気のバランスが良い部分です。

先端(根の方)

香りは弱いですが辛味が強いのが特徴です。

わさびは、かじっても辛くない?

実は、わさびをそのまま丸ごとかじっても辛味を感じることはありません。

わさびの辛味が現れるのは、すりおろしたときだけです。

わさびの細胞中にはシニグリンという辛味のもととなる成分が含まれていますが、シニグリン自体には辛味がなく、むしろ苦味があります。

わさびをすりおろすことで細胞が壊れ、シニグリンと分解酵素が反応し、辛味成分が生成されます。

この反応によって、わさび独特の辛味と香りが生まれるのです。

おすすめの国産無添加チューブわさび3選

すりおろしたてのわさびを使うのが理想的ですが、毎回すりおろすのは大変ですよね。

そんな時に便利なのが、手軽に使える無添加チューブわさびです。

ここでは、国産の原料を使用し、添加物をできるだけ排除したおすすめのチューブわさびを3つご紹介します。

  • 【東京フード 】国産生おろしわさび
  • 【せいふてい】おろし本わさび
  • 【向井珍味堂】北海道産山わさび

【東京フード 】国産生おろしわさび

【東京フード 】国産生おろしわさび
画像引用:Amazon

東京フードの国産生おろしわさびは、西洋わさびを使用せず、長野県産の国産本わさびを使用したチューブタイプのわさびです。

香辛料は添加物表示されているものの、天然からし由来の香辛料抽出物と非遺伝子組換えの菜種油から作られています。

使用されている原材料にもこだわりがあり、安心して使用できる製品です。

【原材料】本わさび(長野)、水飴(国産(甘藷澱粉由来))、醸造酢(国産)、植物油脂(有機JASべに花油)、食物繊維(大豆(アメリカ))、食塩(赤穂の天塩)/香辛料

おすすめポイント
  • 長野県産の本わさびを使用
  • 有機べに花油や赤穂の天塩、国産原料の純米酢を使用
  • 遺伝子組換え原料不使用

ただし、水飴や植物油脂(有機べに花油)が含まれている点が気になります。

シンプルな無添加わさびを求める方は、次に紹介するわさびがおすすめです。

【せいふてい】おろし本わさび

【せいふてい】おろし本わさび
画像引用:せいふてい

せいふていのおろし本わさびは、国内産(安曇野産)の本わさびを100%使用したわさびです。

添加物を一切使用していないため、わさび本来の自然な風味と辛味を楽しめます。

【原材料】本わさび、塩

おすすめポイント
  • 安曇野産本わさび100%使用
  • 無添加
  • 長期間保存が可能

せいふていのおろし本わさびは、冷凍状態で提供されており、必要な分だけ自然解凍して使えます。

【向井珍味堂】北海道産山わさび

【向井珍味堂】北海道産山わさび
画像引用:Amazon

向井珍味堂の北海道産山わさびは、北海道産の山わさび(西洋わさび)を100%使用した無着色の粉末わさびです。

シャープな辛味と豊かな旨味が特長で、料理のアクセントとして幅広く使用できます。

【原材料】西洋わさび粉(西洋わさび(北海道産))

おすすめポイント
  • 北海道産山わさび使用
  • 無添加・無着色
  • 使いやすい粉末タイプ

まとめ:冷凍のすりおろしわさびが一番おすすめ!

チューブわさびは手軽ですが、添加物が気になるところ。

できれば生のわさびをすりおろして使いたいですよね。

でも、正直それは手間がかかる……。

そんなときは、無添加のチューブわさびを使ってみてくださいね。

最後にもう一度内容をまとめます。

  • チューブわさびは便利だけど、添加物が多くて健康面で不安
  • ベストは生のわさびをすりおろして使うこと
  • 手間を省きたいときは、無添加のチューブわさびがオススメ!
よしひろ

さっそく次回の買い物で、無添加のチューブわさびを探してみてくださいね!

追伸:家族の健康を守りたい方は必見です!

知らずに「体に悪い食品」を選んでいるかもしれません……。

でも大丈夫!

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